自身の骨折軋轢音を確認したものの、まだ朝5時頃。
場所は房総半島の先っぽ。キャンプ用具の片づけをして自宅まで帰ることを考えると途方に暮れてしまいました。「どうしよう」
手の骨折以外は身体の異常はないであろうと判断できたので、もうすでに起きて作業をしている数人の仲間にこれから迷惑かけてしまう旨を伝え、いったん寝ました。
30分位眠って目が覚めると、だいぶ冷静になってきた。
改めて皆に状況を説明して、帰るお手伝いをお願い。このキャンプ場はチェックアウトが朝10時なのでなかなか慌ただしい。そんな中、みんな子供たちのケアをしながら私のケアも献身的に行ってくれた。みんなの優しさと自分自身の情けなさで涙がでてきました。
みんなのお手伝いでどうにか帰宅する事ができました。温泉施設に寄った際には友達に頭を洗ってもらい、素手で背中を流してもらった。なかなか貴重な経験です。笑
この帰宅の途中で、もしかしたら中手骨が一本ではなく二本折れているかもしれない。と感じはじめました。
帰宅してすぐに目星を付けていた駒沢病院の整形外科外来へ駆け込みました。
左のレントゲン写真を確認し、すぐさま手術を決意。
私の実感を上回る転位。受傷機序から考えていたのとは反対方向のそして複雑な骨折線。ケガの深刻度合いを改めて確認・・・
この日は更にCT画像をとり処方箋をいただき終了しました。
その足で一旦「けやき」に向かい、本当に取り合えず翌日の予約の方々にキャンセルのお願いの電話をしました。
今回皆さんにキャンセルのお願いをしました。予約のお電話をいただいてもお断りいたしました。私の不注意で皆さんにご迷惑をお掛けしているにもかかわらず、皆さん本当に暖かい対応をしてくださっています。
皆さんに支えられてこその「けやき」である事を再確認しています。
改めまして、本当にありがとうございます。
MOF3へつづく
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